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我輩は猫の金銀である。
在るところに、くたびれた街角に、とある酒場があった。
私は行き交う人並みの間を縫って、その店内に忍び込んだ。
無論、キャッシングの匂いを感じたからである。
そこには、2人の人間が居た。

私はじっと耳を傾け、彼らの会話から察するに、
ひとりは良男、もうひとりは康子という名前だということは分かった。

アラサー真っ盛りの良男の夢は、
日暮里にトゥエンティーフォー会館を建立し、主として君臨することである。
康子は良男を支える健気な淑女である。
だがけして二人は恋愛関係とは無縁であるようだ。

私は物置の片隅に身を潜め2人の様子を伺ってみることにした。
私はこの擦れっ枯らしの一介の酒場の招き猫として顕現するのである・・。

そんな自負に浸っていると、
突然、康子が良男の姿を見て、声を荒あげた! !!


『良男さんの … が・・・、タってます!!!
2009.03.24 Tue l ボーイより TB(0) l top ▲

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